九州農政局長崎農政事務所が主催(長崎県共催)し、長崎県立大学シーボルト校(旧シーボルト大)の「クックベジサークル」の学生を対象として、食と農を結ぶ農業体験(南串のレタス畑での収穫体験&レタス料理実習&意見交換会)が行われました。
生産者として対応したのは、南串山町4HクラブとJA島原雲仙青年部南串支部。そして青年部の方から、せっかくだからエタリの塩辛も地元の特産品として紹介しよう、と持ちかけられたので、私もちょこっと塩辛料理を作って昼食時に提供しました。そう、地域全体で「いらっしゃい!」という気持ちを表すために、漁協青年部も協力してハマチ(赤潮で生き残った貴重なもの)を刺身にして出したりしたんですよ。 さてさて、シーボルト校のクックベジサークルとは、自分たちで学内の畑で野菜を育て、それを実際に料理して食べる(食べさせる)サークルで、今回は1~3年生の約20人が参加しています。もともと管理栄養士を目指している学生さんなので食、食材に対する興味はしっかり持っています♪ 彼女達は南串のレタス畑(4Hクラブ佐藤さんの畑)で収穫と箱詰めの手順を習い、どんどん作業を進めていました。 レタス切りの包丁はコレ。 青年部部長の本田さんも熱心にレタスの箱詰め方法について、丁寧かつ手際よく説明。 休憩中生葉をパリパリ。今の時期のレタスは柔らかくしなやかで、甘みがあって本当に美味しい! 作業は2時間弱ほど行われました。 今回の畑は立派なレタスが収穫されていましたが、 まだ種まきしたばかりで移植する前の苗はこんな感じ、、 これから春までが南串のレタス栽培のシーズンです。 作業着から着替えた学生さん達の調理スタート。 できれば手は出したくないのよね、とおっしゃられた先生方もやっぱりお手伝い・・・そして、漁協青年部によるハマチのさばきかたも披露されました。 実際、学生さんは自分の担当する料理に手も目も奪われ、ハマチに注目していたのは先生方だったりしますが。。 自分たちで考え作ったメニューはこちら。 レタスと牛肉の炒め物、ロールレタス、スープの三品。一生懸命作った料理なので味についてはノーコメントで(笑) 昼食はご飯とレタス料理のほか、ハマチの刺身、エタリの塩辛(ふかし芋、レタスを一緒に・・・)、ジャガイモの塩辛ソースのせもテーブルに並びました。塩辛に対する反応は、先生方には好評だったようですが、学生さんたちがどう感じたかはいまひとつわかりません×× 食後はおやつタイムとして、オームラ製菓のじゃがブランも紹介、大村さんが熱く語ります。 当然ながら皆が注目して話をちゃんと聞いています。塩辛については、三木会長から話をしてもらいましたが、食事中だったから殆ど聞いてなかったような・・・残念でした。 農政事務所の方が司会をし、学生と生産者の意見交換会も引き続いて開催。 私は途中から会場に入ったので全貌は把握していませんが、学生サイドは農作物を栽培の上での疑問や問題について質問、生産者サイドからは農家に対するイメージやら、お互いに活発に質問し合っていました。詳しい話は後でアドレスの交換をして、なんて下心丸出しのコメントもありましたが、どうなったんでしょうね。 南串は若い農家のお兄ちゃんも頑張ってます。親の働く姿を見て、自分も農家に!と子どもの頃から思って仕事に就いている人も少なくありません。誇りを持って仕事をしている青年が多い、というのは本当に嬉しいことです!!
by tenyomaru
| 2009-10-10 23:38
| 食
|
こちらもご覧下さい!
つぶやき
カテゴリ
以前の記事
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||