伝統野菜と温泉で語るスローフードな夕べ(071129)
先日、守山女性部加工組合が主催した「スローフードな夕べ」に参加してきました。雲仙こぶ高菜や伝統野菜の圃場見学、ティア社長の元岡氏、スローフード長崎代表の岩崎さん、そして料理研究家の黒川さんの話、そして守山女性部と元岡氏がコラボした「雲仙こぶ高菜まんじゅう」のお披露目あり、伝統野菜の料理あり、、と盛りだくさんの1日でした。

私は1時間遅れの午前11時から合流し、岩崎さんの畑からのスタートでしたが、いつ見てもキレイな畑・・・色が違うんですよね。
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左が岩崎政利さん(吾妻町在住)、右がティア熊本本店社長元岡健二さん
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岩崎さんは種を自家採取し、栽培していますが、無農薬で肥料をほとんど与えなくてもちゃんと育つのは、同じ土で十年以上も育てているからでまさに風土が育てているわけです。縁あって手に入れた種を大切にし、一生懸命思いを込めて育てている岩崎さんの姿は神々しくも見えます・・・
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良いものだけを残す、純粋選抜しているとだんだん弱くなって種が取れなくなるそうで、種の多様性の大切さを実感しているとのこと。人も一緒!

岩崎さんの土づくりは、このムクナというマメ科の植物を育てて、畑に打ち込み緑肥にし、窒素を固定させるそうです。本来もつ野菜たちの力を生かす農法により、雑草も生えにくいんですって。b0022188_31174.jpg


紹介された「雲仙市の伝統野菜」の数々です。写真をクリックすれば大きくなります。
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上右は畑菜?ヤマトマナ?、下左は松ヶ崎浮菜カブb0022188_3232535.jpgb0022188_3234631.jpg
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フクタチナは岡山、松ヶ崎浮名カブ、ヤマトマナ、ミブナ、畑菜は京都の知人の方から種を託され、雲仙の地で十年以上も育ててきて、岩崎さんは「伝統野菜」としています。
うむ?まてまて、伝統野菜ってイメージ的には戦前ぐらいから、とにかく昔からその土地にある野菜のことかと思っていました。。。今回の伝統野菜は、雲仙市の風土にあった野菜を次の世代にまで残したい、残さなくてはいけない、という「守るべき伝えていきたい野菜」という意味合いだと私は勝手に解釈しています。
そう、今回のイベントでちょっと疑問に思ったのがその点でした。
「伝統野菜」には必ずその野菜にまつわる食文化があるはずです。長崎白菜=長崎雑煮、紅大根=節分のなます、、、などなど。実際、今回紹介された「伝統野菜」が雲仙市に暮らしている人の記憶にある食材なのかなぁ、というのが心のなかでひっかかってたのです。

それがスッと解消されたのは、帰宅後義母が、しゃくし菜は昔食べてた、と話してくれたためで、もちろん作り手(生産者)の思いも大切ですが、昔はどんな風に食べていたのか、という方が私にしてみればより興味深いですね。

さらに農文協が出版している「聞き書 長崎の食事」を読んでたら、「雲仙四月大根」なるものを発見!えっーーー「雲仙」って名前がついてるってことは、昔は盛んに栽培されてたのでは?!と興味津々、、ちょっと調査してみます。

あっ、肝心のお料理を!
新作こぶ高菜まんじゅう、お土産でも頂き、口に出していえないくらい食べました。10個以上ぺロリです、、、恐ろしいのは私の胃袋?まんじゅうの美味しさ?
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会場の多くの方が絶賛した(と思っている)エタリの塩辛のバーニャカウダは、野菜との相性は抜群です。このイベントはなんといっても「協力:エタリの塩辛愛好会」ですから!!(実際は何もしてないですけど)b0022188_4164182.jpg

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by tenyomaru | 2007-12-03 03:41 |
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